今年度の目標

平成31年度事業計画

(自 平成31年4月1日~至 令和2年3月31日)

■基調方針

 特定非営利活動法人湘南食育ラボは、設立以来80周年記念館内のカフェテリア運営、学校法人湘南学園の食育事業の支援、推進を中心に取り組んでまいりました。今年度は、設立6年目にあたり、NPO法人に求められる使命・役割は、特定の団体、企業への貢献にとどまらず、広く社会に向けた貢献を推進いたします。
 全学において食育推進を進める「食育推進委員会」は、各月に実施されていますが、今年度は、安全・安心の食材提供の範囲を広げるべくオーガニック生産者の団体=湘南オーガニック協議会との提携を、より深め地産地消食材の構成を高める取り組みを強化いたします。昨年度から、協議を進めてきた“サロンde湘南”の取組が具体化し、学校の保護者、生徒の皆さんとの参加型の啓発イベント、SDGSなど学校の教育との協働の可能性に踏み出した取り組みを進めてまいります。

1.湘南学園カフェテリアの運営について
1)食育推進委員会との協働

 平成26年度、食育を教育事業とする学校法人湘南学園の機関決定のもとに、平成28年度より、食育事業の受け皿であった「カフェテリア委員会」を、「食育推進委員会」と改称し、食育の実践にむけるし全学の取組として、学校との協働のもとに参画してまいります。 
 課題であった、アレルギー対策については、対応のマニュアルが上梓され全学で共有された経緯を踏まえPTAからのご意見も踏まえた対応を進めてまいります。また、前年度提案された、香川栄養学園主宰の「家庭料理」検定の導入が本年度決定し、ラボとして協力、支援に取り組んでまいります。
 諸課題が、実施に移行し今後の取組みとして、湘南学園の食育環境、食と健康を
テーマとする学びの場の実践に寄与し、SDGsに対する協力など新たな段階に向けて取り組みます。

2)一般出食

 安心・安全の食材確保、地域の農業、漁業、畜産生産者とのチェーン創りを継続致します。安全衛生教育の継続、温度管理、計画清掃などの食品衛生管理の基に運営を進めて参ります。また、カフェテリアをご利用に際しては、保護者、地域の方々のコミュティとしての機能を充実させてまいります。

3)ホスピタリティ運営

 食事をする場の環境を「食育」の一環として捉え楽しく明るい雰囲気で利用できる運営を進めます。またご利用の皆様への欠食をなくす努力をさらに重ね、ニーズに応える体制を強化致します。

4)食育コンセプトによるメニュー開発、既存メニューブラッシュアップ

 各年度にカフェテリア利用の皆様へのアンケート実施、カフェテリア現場の聞き取りなどにより新規メニューの開発に取り組みます。また、既存メニューの品質の向上を目指ししブラッシュアップを進めます。

5)弁当提供

 全学を対象に運用する体制が整い、特に前年度は教職員の皆さんからのご注文が増加し、弁当配食は増加を続けております。今後についても、配食内容の質的向上、安全な製品の提供を目指します。学内催事、会議における弁当のご注文もいただいておりますが、用途に応じて調製し提供を継続いたします。
 現在の弁当受注はネットを介して行われ、利便性向上に向けての改修を重ねてきましたが、システム自体の経年劣化の問題も含まれ、再構築を要する状況となっており、自助努力とともに学校に対する働きかけを進めてまいります。

6)会合受注・受け入れ

 積極的に支援を頂いている、PTA・学校関係・同窓会・後援会・地域の皆様に対して、パーティー、会合のご要望に対して積極的に受注、安定的な運営を図るべく幅広くご利用の場のご提供により認知度をさらに高めて参ります。

2.地域社会に対する貢献活動
1)大磯町給食再建支援

 一昨年、大磯町議より大磯町の給食問題解決支援の要請を受け、地元自治体、学校当事者間で、昨年度は弁当の配食を継続してまいりました。大磯中学に加えて、大磯町内の国府中学から弁当配食の申し出を受けた経緯もあり、発注数が不安定であることに対する現地の取組み体制に課題を残しています。
 今後の直近の大磯中学側との協議で、継続に対して、現状の受注数では採算面から継続が難しい事情を大磯中学側に伝えたところ、教職員側から継続に向けて強い要望が表明され、1学期の受注状況により現地の自助努力等を勘案し継続の可否を判断する合意がなされています。

2)持続可能な農業団体への参画・連携

「湘南オーガニック協議会との連携・協働」 
神奈川県内、湘南地区で営農する有機農法生産者が主宰する、湘南オーガニック協議会の活動に参画、協働を前進させてまいります。同団体は、有機生産者、緑肥生産者が中心となり構成されていますが、土壌問題、種子、農薬、慣行農業との共存、栽培技術、環境リサイクル、緑肥による生産など多様な取り組みを、進めており湘南食育ラボの今後の活動を志向するうえでの学習・研究の場としても、関係性を強化いたします。
 安心安全かつ良質な食材使用は、湘南食育ラボ設立から目標としてまいりましたが有機野菜は価格面で課題があり、限定的な使用にとどまってきました。今年度は、同団体生産者との協議のもと計画仕入れに取り組み、オーガニック素材の使用の幅を広げる努力を進めてまいります。

3)2020年オリンピック・パラリンピック地域活動の協力

 藤沢市オリンピック・パラリンピック開催準備室は、8月25日~9月1日の期間、オリンピックに向けて セーリングの選手たちと子供たちのふれあい企画の提案を受けました。学校と協力のうえ協力の上、7月13日(土曜日)に生徒の皆さんとの交流の場を設けてまいります。

3.食育啓発活動

 活動の理念である「食育」の普及を図るべく、湘南学園の教育事業、活動への協力、支援に積極的な取り組みを継続致します。チーム湘南学園との連携も踏まえ「食」の重要性の啓発に取り組みます。

1)サロンde湘南”の取組み

 前年度事業報告の項で、実現までの経緯をご報告いたしましたが、食の安全性をはじめ、子育て、健康、教育等、食を取り巻く包括的な環境をテーマに、有識者学識経験者によるセミナーを“サロンde湘南”として協働し取り組んでまいります。今年度の活動の第1歩として、7月6日(土曜日)に、湘南学園ご出身の栄養学者、矢澤一良先生、有機農業生産者、白土卓志氏、教育評論家 和田みゆき氏による、食の啓発イベントを実施いたします。
 今後、「食と健康」をテーマとするイベントの取組みを、年間を通じて湘南学園のお子さん、保護者、地域の皆さんを対象に取り組んでまいります。また、藤沢市をはじめとする自治体、他団体への協力の働きかけを進めます。

湘南食育ラボの公式ホームページです。